
- 作者: アイダサキ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/09/21
- メディア: 文庫
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なんであんな母親を慕えるのか謎、巻き込まれた被害者が不憫過ぎる。割りとしっかりとミステリ要素があったので読み応えがありました。
羽吹の超記憶症候群という病気は便利に感じるかもしれないが、実際に自分が発症したら引きこもりになってしまいそうな気がする。羽吹が過去に誘拐された時に何が起こったのか、最後は不安の残る終わり方だったので続きがあるなら羽吹が過去と向き合う展開もありそう。神尾は異動したばかりなのに慣れない中で羽吹をサポートしようと頑張っているところに好感が持てる。少しずつ信頼し合えるコンビになってほしい。