
- 作者: 椹野道流,南野ましろ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2017/04/20
- メディア: 文庫
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父親とヴィクトリアの為に、ということで今回はキャスリーンが頑張っていました。次期国王として今の自分がすべきことを考えて行動しようとする彼女の成長っぷりにジーンときた。あのはねっ返り娘がよくぞここまで成長した。ロデリックは国王としての立場があるから仕方ないけどキャスリーンに対して少しも冷たくないか?と思ったけど、きちんと次の一手を考えてたんですね。さすがだ。
妖精の涙の正体はなんだか拍子抜け。眼に良い食べ物、といったら確かにそれが思い浮かぶけど。アングレ王は思ったよりあっさり引き下がったなと。最後の遊馬とクリスの会話が好きです、この師弟関係微笑ましい。