時をかける眼鏡 眼鏡の帰還と姫王子の結婚 (集英社オレンジ文庫)
- 作者: 椹野道流
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2016/05/20
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (1件) を見る
今回はヴィクトリアの結婚から王女誘拐までテンポよくストーリーが展開されていました。予想はできたけど王女・キャスリーンが浅はか過ぎて…、クリストファーが怒るのも無理ないなと。根は悪い子ではないみたいですが。姉ように優しくキャスリーンを諭すヴィクトリアが大人だなと思いました。性別が男性である以上ジョアンとの関係はあくまで「相棒」、国の建て直しに目処がついたらまたマーキスに戻ってくるのかしら。
そして今回は遊馬も大事な決断をすることに。結果はやっぱりはそうくるか、という感じ。中途半端のまま元の世界に戻れないよね、個人的には嬉しい展開ですが。遊馬とクリストファーの兄弟のような関係が微笑ましい。ロデリックの言葉からしてまたマーキスに戻るのかな?というか続きは出るのだろうか。