
- 作者: 椹野道流,南野ましろ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2015/07/17
- メディア: 文庫
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王になるということは国民の為に自らを捧げること、思った以上に重い責務をロデリックが背負うことになったというのにクリストファーは補佐官を辞めるだなんていっちゃダメだろ…、最後は元鞘に収まりましたが。父親のような存在だった大切な人を亡くした弟・フランシスをロデリックがなぐさめる場面は仲の良い兄弟に見えました。クリストファーが死んだ時だけ涙を流すというロデリックの言葉に強固な主従関係も感じられました。最後の遊馬とクリストファーの会話もほのぼのとしていて好きです。