
- 作者: 織守きょうや
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/03/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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それにしても意思の強い人が多いなと思いました。「石田克志は暁に怯えない」の石田は特にそうだったなと。自分の子供のためなら人殺しでさえする紙一重ともいえる意思の強さは誰にも止められなかったのかな。石田とは友達だっただけに木村にとっては辛い事件になりましたが、弁護士としてではなく友達として石田を助けると気持ちに区切りをつけられたようで良かった。木村はいい奴だな〜。
黒野は本当に高校生?と思うほど強い子でした。三橋はなんともいえないなぁ、あまり好きになれないキャラでした。小田切の話は切なかった。たとえ夫婦にはなれなくても二人の間には愛があって穏やかな時間を過ごしてたならそれが何より。