
異端なる尋問官の事件調書 file.01 虐殺と誘惑の少女 (Novel 0)
- 作者: 永野水貴,リウイチ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/03/15
- メディア: 文庫
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表紙はサイモンとヘイゼルの方が良かったのではないか。だってテリネって褐色の肌なのでは?という疑問がわきました。幼い頃に最悪の犯罪者ともいわれているサウルに拷問され、父親に関する情報を話してしまい父親が殺されてしまうという過去が戒めになっているサイモン。サウルとの因縁の対決は結構あっさり気味だったのが残念。でもサイモンが過去の出来事を克服し、父親の墓参りに行ったことにはひと安心。それにしても尋問庁の上層部が腐敗し過ぎていて呆れるしかない。
「惑乱の民」の謎はそういうことだったんですね。彼女たち自体に罪はない、サイモンに手を出しているあたりはちゃっかりしてるな〜と思いますが。私はヘイゼルを応援しますよ。でも他人の気持ちを見透かすスペシャリストのサイモンにはヘイゼルの気持ちはバレバレみたいですね(笑)「俺と寝たい?」とか言われてるし。続きがあるなら読みたいです。