豚公爵に転生したから、今度は君に好きと言いたい(★★★★☆)

大人気アニメ『シューヤ・マリオネット』には、嫌われ者が存在する。魔法学園に通うデニング公爵家三男こと豚公爵だ。そんな悪役に転生してしまった俺は、このままじゃバッドエンド直行!?…だけど熟知したアニメ知識と、『全属性の魔法使い』なんていう無双能力を駆使すれば、学園の人気者になって、運命も変わるハズ!そして、アニメの中では成し遂げられなかった豚公爵のささやかな願い―「おはようございます、スロウ様!」滅ぼされし大国のお姫様。今は俺の従者である愛しのシャーロットへ。君に相応しい男になって、告白してやるんだ。
アニメの世界に悪役として転生してしまった主人公が悲惨な結末を回避するために奮闘していく。面白かったです。主人公・スロウがとにかく頑張り屋で好きな人に対して一途なところも良かった。大切なものを守るためにわざと悪役ぶる偽悪的なキャラに弱かったりします。すでに豚公爵として周囲から嫌われてますが、ティナやビジョンなど少しずつ仲間もできているのにはひと安心。
肝心のアニメの主人公であるシューヤはちょっとウザい…。元婚約者であるアリシアとは仲が悪いのにも関わらずアリシアが誘拐された時の連携プレイはさすが。何だかんだいいつつアリシアはスロウが気になるようです。個人的にはアリシア推しかな〜。シャーロットも可愛いけどね。4月には早くも続きかでるようなので楽しみです。