- 作者: 伊達康
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2016/12/20
- メディア: 文庫
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主人公の友人ポジションになることに生き甲斐を感じる少年のお話。ギャグが秀逸なのはさすが伊達先生。友人として龍牙を支えるためにわざと馬鹿っぽい演技をする小林ですが、本来は主人公並みにハイスペック。ストーリーが進むにつれて小林の思惑とは別方向に話が転がっていく展開が非常に面白かったです。龍牙の秘密は表紙の中性的な容姿を見た時点でそういうフラグがたってるな〜と予想できましたとも。ふっきれた後の龍牙のはっちゃけぶりがすごい(笑)
他のヒロインズも可愛いですが、龍牙に惹かれていたはずなのに簡単に小林ともフラグがたってしまったのには少し複雑でした。最後に小林の立ち位置が判明しましたが、小林自身はこれからどうやって龍牙たちと向き合っていくのだろうか。不穏なフラグもたってしまいました…。