魔女調伏師は闇に笑う 禁忌の魔術(★★★★☆)

金髪碧眼の美青年・理人は、現代にも存在する「魔女」の悪事を取り締まる魔女調伏師だ。行方不明の前任者の足取りをつかんだ理人は、旧友で臨床心理士の玲李を誘い、長崎の離れ島へ調査に向かう。そこで2人は隠れキリシタンの地下聖堂と神隠し伝説の噂を聞く。それと相前後して、都内では身体の一部が切り取られ、額に∞のような記号を刻まれた死体が連続して見つかった。猟奇的な事件の裏には新たな魔女の存在が…!?俺様な魔女の専門家×心優しい臨床心理士。最強美形男子コンビによるオカルティック・ミステリ!
シリーズ2冊目。前回よりもミステリ度が増していて面白かったです。玲李は理人の誘いで事件の鍵を探すために長崎行ったりなどコンビとしての描写も多くなっていて嬉しい、お互いをきちんとわかっていて信頼し合っている感じが伝わってきます。轟さん優秀ですね、本人は嫌がっているようですが理人とは縁があるみたい(笑)
前任者のヤンの安否は予想通り、一応事件は解決したので理人が日本に滞在する理由はなくなったけど続きはあるのかな?個人的には玲李と理人のコンビをもう少し見てみたいです。カニバリズムは生理的に受け付けません。興味を示す玲李が理解できない…。今回は遥も頑張ってました、いつか人格を一つに統合できるといいね。