閻魔大王の代理人(★★★☆☆)

閻魔大王の代理人 (幻冬舎文庫)

閻魔大王の代理人 (幻冬舎文庫)

蓬萊一馬は、その生まれ持った緋色の瞳のために、父である藩主の紀興から疎まれていた。父からの刺客に襲われ死を覚悟したその時、謎の金髪イケメンが突如、一馬の前に現れる。「あなたを迎えに参りました」。辿り着いた場所は、見なれぬ豪奢な王宮。なんと一馬は八大地獄のひとつ、等活地獄の王だった! 魑魅魍魎が大暴れの地獄エンタメ、開幕!
約200Pなのでサクッと読了。なんかあっさりと終わったというか、まだ始まったばかりなのかな〜という感じ。緋色の瞳を持っていることから父親に疎まれ、刺客を送り込れて暗殺されかけていた一馬。自分の考えに一直線で上なら目線な一馬と自分の国を救いたいがためにきちんと事情を話さずに一馬を連れていく金色、この二人が噛み合うわけないじゃん。もし続きがあるならもう少し主従の絆が生まれているところを読みたいです。
妲己の自分勝手さには呆れるばかり、おまけにしゃべり方も苛つきますね。こんな奴に国を任せていいのか、閻魔大王