
- 作者: 犬村小六
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2016/09/30
- メディア: Kindle版
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壮大な物語のプロローグ、といったところ。たくさんの伏線がはられていて、これからどんどん面白くなっていきそう。義妹であるシルフィが序盤で死んでしまったのには驚きました、主人公であるルカはそれをきっかけに妹が捜していたヴィヴィ・レインを自ら捜す旅に出る。
ヒロインたちも皆魅力的ですね。個人的にはファニア推しですが、すでに悲恋の匂いがします…。後に「悲劇の女王」と言われるようになることも含めて心配です。ルカとの逃避行はロマンチックで素敵でした。ミズキやアステルも可愛いのでルカの恋の行方も注目ポイントですね。
そして肝心のヴィヴィ・レインについては最後に大きなヒントが出てきました。そもそもヴィヴィ・レインってなんでそんなに巨大な力を持っているんだろうか。謎が深まるばかりなので、続きに期待します。