
- 作者: 大崎梢
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2016/02/25
- メディア: 単行本
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個人的には「配達赤ずきん」シリーズや「平台がおまちかね」シリーズの方が好みかな。結局幻の村に到達しないまま終わってしまったのは残念です。ただの埋蔵金探しかと思いきや、ヤクザが絡んできて色々と物騒な方向へ展開していくくだりはスリルがあって面白かったです。お互いを心配しながらも微妙な距離感があってぎこちなくなってしまう晶良と伯斗の友情関係も良かった。シリアスな雰囲気を緩和させるような吉井のキャラがいい味出してました。
最後は信頼できる仲間も二人増えたのでぜひともあのおじさんよりも早く埋蔵金にたどり着いてほしいものです。