
- 作者: 綾里けいし,lack
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/06/30
- メディア: 文庫
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シリーズ2冊目、人外×少女が好きな方にはたまらない一冊なのではないだろうか。今回も旅の行く先々で幻獣と出会い人と幻獣の架け橋になろうとするフェリ。1話の「悪竜と毒姫」から既にストーリーに引き込まれていきました。竜が少女をさらったのは自分と同じ過ちを繰り返してほしくなかったからだと思いたい。
個人的に一番好きな場面はフェリがクレメンスに対してクーシュナを愛していると宣言しているところ。凜としたフェリも素敵だし、照れているクーシュナも可愛い。普段から無茶ばかりするフェリのフォローを頑張っているだけに報われてくれて嬉しい。勇者と火の王様の話も感動しました、孤独だった二人がお互いに段々と距離を近づけていく過程に癒されました。ぜひ続きをお願いします。