- 作者: 土橋真二郎,白身魚
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2016/07/09
- メディア: 文庫
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「恋愛」が生徒会によって管理されているエリート高校が舞台。中等部から通っているエリート組と高校から編入した外部生との差別、そして徹底的に管理されている恋愛における特殊なルールなど随分と奇抜な学校だなと思った。著者の作品は結構読んでますが、未だにこの方がかく学校に通ってみたいなと思ったことが一度もありません。なんかそういう特殊な設定で書かれる方なんだよなと毎回感じます。
「恋愛コンペティション」の最後の選択は思わず引いてしまった、計算高いというかシビアというか。読後感は間違いなく良くなかったですね。「囚人の愛」は独房なんていうシステムが高校に存在してる時点で驚きですよ、でも夕凪の存在によって京一が救われたという展開は良かったです。「恋するアンドロイド」はアクアが可愛かった、それが一番印象的…。
最終的にハッピーエンドで良かったですが、もうちょっと京一と夕凪の絆が深まる場面があったらなと思いました。