
- 作者: 井上真偽
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/07/07
- メディア: 新書
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今回は丞が別の事件で不在のため、元・弟子の八ツ星が探偵役として活躍していました。子供にしてはとても頭がいいですが、最後の展開を考えると丞とはまだまだ差があるようです。後半の推理合戦で繰り広げられる可能性の数々はさすが。よくこんなに考えられるな、残念なことに私の脳みそでは全て理解することはできませんでした…。
真実を暴かれることに焦るフーリンが少し可愛かったです。リーシーとの百合っぽい描写も良かった。犯人に関しては丞の言う通り本当にあの人のことを考えるなら生きて償うべきだし、もう一人は犯人を止めるべきだった。せめてもの救いは花嫁がきちんと前に進もうとしていること。丞の方もいつか報われてほしい。