絶対ナル孤独者 (3) ―凝結者 The Trancer― （★★★★★）

絶対ナル孤独者 (3) ―凝結者 The Trancer― (電撃文庫)

シリーズ３冊目。前回少しだけ出てきた屈折者がメインで登場。屈折者こと小村スウが可愛過ぎ！そして特課と敵対組織の関係性もみえてきましたね。オリヴィエは個人的に三川と因縁がある様子。しかしリキダイザーがセーラー服を着た時は驚いた(笑)
ミノルの能力は便利というかチートですね。ユミコはミノルの能力の殻の中に入れなかったのにスウは簡単に入れた場面はニヤニヤしながら読みました。嫉妬するユミコが可愛かった。そして最後の展開が熱いと同時に辛かった。スウがミノルを守る為に自分の命を投げ出すなんて…。ミノルは他人を拒絶してる筈なのにどんどん守るものが増えていきます。スウがミノルに自分の気持ち伝える日が早くくることを願ってます。
リキダイザ―と対峙したミノルがかっこよかった！「あなたにはありますか、リキダイザ―さん。その物凄い力で守りたい人がいるんですか。もし思いつかないなら…あなたはぼくよりもずっと孤独だ」というセリフが胸に焼き付いています。次はもう少し早く発売してくれるとうれしいです。