
- 作者: 梨沙,竹岡美穂
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2016/02/19
- メディア: 文庫
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「神神神」ってなんぞや、と疑問に思いながら購入。随分インパクトのある名前だこと。 面白いです、面白いけどめちゃくちゃ切ない。表紙の手を重ねる二人を見ると余計にそう思う。あれだけ計画的に証拠を集めてたってことは日和はずっと一人で抱え込んでしまっていたんですね。そして最後まで神を守っていた。「プレゼント」が心臓だなんて…、切ない展開に目頭が熱くなりました。藤と泉屋が憎い。せめてもの救いは神の家族が優しいこと。その温かさに癒されながら少しずつ前を向いてほしいです。そして 唯一の癒しの祭さんが可愛かった。一人になってしまった日和の父が可哀想…。