この素晴らしい世界に祝福を!エクストラ あの愚か者にも脚光を!6 騎士の誓いをあなたに(★★★★☆)

この素晴らしい世界に祝福を!エクストラ あの愚か者にも脚光を!6 騎士の誓いをあなたに (角川スニーカー文庫)
■あらすじ
かつての相棒フェイトフォーから、元主であるリオノール姫の来訪を聞かされた。身の危険を察知したダストはアクセルを離れようとするが、気づけばリーンと姫様が入れ替わっていて!?「久しぶりね、ライン・シェイカー。しばらく冒険者として暮らすことにしたから、よろしくね!」昔と変わらず自由奔放すぎる姫様に振り回されるダスト。一方、リオノール姫の身代わりとして屋敷に囚われたリーンは、遂にダストの過去を知る事となって―。果たして、王国随一の天才と謳われたドラゴンナイトが国を追われた理由とは?駆け出し冒険者の街に身を潜めていたチンピラ冒険者が今、再び騎士の誓いを立てる!

■感想
シリーズ6冊目。今回から本格的にリオノール姫が参戦、ダストの過去もようやく明らかに。姫が思った以上に破天荒でダストの変貌っぷりが凄い。姫のおてんばっぷりに困惑しつつも惹かれていく王道展開が良かった。好きだからこそ自分の地位も捨てて姫の我が儘に付き合うダストさんイケメン。
過去と現在、どちらも大切だけどダストはきちんと答えを出してリーンを迎えに行く。リーンもいいけどダストと姫がお似合いだっただけになんか切ないっす。マスコットキャラのフェイトフォーに癒された。区切りがいいですが続きはあるのかな?