■感想
平凡アラサー女子が目覚めたら侯爵令嬢・マグノリアに転生していた。両親からは冷遇され、政略結婚のコマにされると気づいたマグノリアは一人で生きていけるように行動していくが···。
どんだけ虐げれていても冷静に状況を呑み込んで生活環境を改善していこうとするマグノリアの根気強さを応援したくなった。3〜4歳の少女にしては不自然過ぎるぐらい大人でもメイド達や祖父・叔父がきちんとマグノリアと向き合っていたのがせめてもの救い。
父・ジェラルドに対して期待するわけでもなくきっぱりと決別する選択をしたマグノリアの清々しさが良かったです。母と兄はクズですが、いつしか父とは時間が経過してからたまに会うぐらいに関係が改善されているといいなと。本格的な改革ライフは次回からっぽいので、続きに期待。