- 作者: オキシタケヒコ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/02/21
- メディア: 文庫
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SFっぽい雰囲気もありつつ結構がっつりホラーだった。ミミズクとツナの10年も続く交流は微笑ましくもり、ツナが背負っている運命を考えると不安な気持ちにもなりました。ストーリーの合間に出てくる怪談話は地味に怖いものばかりですね。ミミズクもミミズクで亡くなった両親のことで悩みを抱えていたりと辛い境遇でしたが、イリヤや春美さんなど彼の理解者が優しい人達であったことは大きな救いでしょう。
読み進めていく内にバッドエンドしか想像できませんでしたが、ラストは幸せそうな二人を見れてひと安心。シズさんも良かったね…!ボーイミーツガールものとしては好みの作品でした。