
- 作者: 深緑野分
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2016/09/21
- メディア: 単行本
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2年前に急死した友人への想いを未だに引きずっている主人公・あさぎ。もしあの時こうしていれば…という想いはすごく理解できる。ノストラダムスもすごく懐かしい、世界滅亡とかあまり信じてなかったけど心の片隅に不安は抱えていました。黒幕は分かりやすかったかな。個人的にはあさぎと八女の距離が事件を通して少しずつ縮まっていく様子が微笑ましくて一番好きでした。八女は普段は冷静で大人しいけどいざとなったら行動的になるところが格好良かったです。エピローグを見る限りいつ恋に発展してもおかしくなさそう。二人の幸せな今後を想像しながら読了しました。