アリス・ザ・ワンダーキラー(★★★★☆)

アリス・ザ・ワンダーキラー

アリス・ザ・ワンダーキラー

父親のような名探偵になりたいと願うアリス。しかし母親にはいつも「あなたにはその才能がない」と斬り捨てられていた。10歳の誕生日に彼女のもとを訪れたのは、白い肌と赤い瞳を持つ青年コーモラント・イーグレット。彼は、アリスの父親から頼まれてきたと言い、バーチャルリアリティを体験できるウサ耳形ヘッドギア<ホワイトラビット>をプレゼントする。さっそく仮想空間で、『不思議の国のアリス』をモチーフにした推理ゲームに挑むアリス。そこには密室からの脱出やダイイングメッセージの解明など、アリス好みの謎が待っていたのだが……。ラストで明かされる驚愕の真実とは!?
不思議の国のアリスが好きなので、物語のユニークなキャラたちとの会話も含めてアリスの世界を満喫出来ました。要所々々で出される5つの問題によって最後に導かれた真実には驚きました。てっきりあいつの罠にはまってしまったかと思ったので無事で良かった。いやでもあの人の職業を考えると果たして良かったのか…。10歳の女の子に勧める職業じゃないよね、それを考えるとアリスには探偵になってほしいけどトランプ兵に罪をなすりつけたずる賢いところとかを見るとあっちの職業に向いてるのかな。ドレイクの復讐は確かに逆恨みだけど、相手が悪すぎたのでほんの少しだけ同情します。