文豪ストレイドッグス 55Minutes(★★★★☆)

盗賊退治の依頼を受けて探偵社の一行が訪れたのは、横浜近海を“航海する島”、スタンダード島。しかしそこでは今まさにテロリストの手により未曾有の異能兵器が起動しようとしていた。敵を追う敦の前にH.G.ウェルズという異能者が現れる。彼女は敵か味方か、迷う敦にタイムリミットは迫り…。そして真相へ辿り着く太宰に、黒幕の凶刃が迫る―!!大ヒットコミックスの原作者による小説版、待望の第4弾!
遂に敦も小説版で主人公に。文ストは小説版もクオリティが高いので安心して読めます、なんか映画化しそうな内容だなと思いました。いつか出てくるかなと思っていた「タイムマシン」の能力が小説版で出てくるとは…!ミステリアスだけど優しい心も持ち合わせているウェルズのキャラは結構好みでした。いつか本編にもひょっこり出てきてほしいな。
裏で暗躍している太宰さんが相変わらず有能過ぎて逆に怖い。国木田さんは格好いい筈なのに太宰さんに弄ばれていてギャグ要員になってる(笑)そして芥川は任務で来た筈なのに敦を抹殺することを優先していいの?死ぬ間際になっても最後に思い出すのが太宰さんのことというのが芥川らしい、一途だな。なんだかんだいいつつも最後は新双黒コンビ大活躍でした。また近いうちに小説版出してくれないかな〜。