- 作者: 鮎川哲也
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2015/06/20
- メディア: 文庫
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ずっと気になっていた1冊。登場人物の言葉遣いや物の描写などはやはり時代を感じさせるが、さらりと読めた。大学生同士のギスギスした関係に嫌悪感を抱きつつ、結構呆気なく大人数が殺されたなという印象。威張ってる癖に警察が無能過ぎて…、そもそもあの人が殺されたのは警察がきちんと話を聞いてあげなかったからだし。
犯人の自分勝手さには呆れるばかり、そんなことのために大勢の人間を殺したの?!残された彼が気の毒だ…、唯一まともだったのに。