終わりのセラフ 吸血鬼ミカエラの物語 1 (★★★★☆)

買うか迷ってたけど2巻が発売されたのを機に買いました。表紙にミカがいますが最初と最後に少しでてくるだけで、メインはクローリーとフェリドの出会いの話でした。そもそもクローリーはフェリドと出会った時はまだ人間でしかもテンプル騎士団に所属してたとは…!本編では飄々としていて感情が読みにくいクローリーですが、今作では戦で敗北して大勢の仲間を失ったことに苦悩しながら神の存在について考える人間くさいクローリーが見れます。どういった過程でこんな性格に落ち着いたのか気になります。
そしてフェリドはぶれないな、相変わらず変態くさい。そのせいか結構大人向けの単語も飛び交ってましたね。せっかく戦で生き残った仲間まで殺されてしまったクローリー、フェリドと共に事件解決に乗り込みますがどんな真相になるのやら。