魔女の怪談は手をつないで 星見星子が語るゴーストシステム

■感想
オカルト好きな人気配信アイドル・星子とその幼馴染の僕が、魔女を名乗る少女の力で怪談の世界に入り込むことに。
あーちゃんが語る怪談話はオーソドックスな話ばかり。そんな中に時折心にひっかかるような不可解なピースが混ざっていて、うきぼりになっていく「僕」と星子についての謎。伏線のはり方が絶妙で最後まで一気に読んでしまいました。
星子に後を託した「僕」の決断のおかげで丸く収まったかと思いきや、「あとがきの後に······」でズドンと落とされた感じ。えっ!?