偽典・演義 ~とある策士の三國志~1

■感想
日本の社畜サラリーマンが古代中国の時代に転生することに。三国志に関してはノータッチの私でも李儒の策士っぷりが痛快で面白かった。

後半では李儒何進のお互い分かりあったような主従関係が良かったです。二人の生きのあったテンポのよい会話が魅力的。

出世はあまり望まない李儒の希望とは裏腹にどんどん偉くなっていき、将来性有望な弟子もできてますます忙しくなっていく。このまま順調に進めばいいけどそうはいかないんだろうなぁ。菫卓は次巻から本格的に活躍するのかな。