佐々木とピーちゃん 5 裏切り、謀略、クーデター! 異世界では王家の跡目争いが大決着 ~現代は待望の日常回、ただし、ハードモードの模様~

■感想
シリーズ5冊目。タイトル通り日常サイドは割と落ち着きつつも、異世界サイドは大波乱で一つの節目を迎えた印象。

やっぱり一番の驚きはルイス殿下、祖国が敵国に密かに侵略されていく中でずっと一人で戦ってきたかと思うと···。アドニス殿下への愛情が深すぎて泣けてくる。佐々木の言動からして復活する可能性も示唆されているので期待したい。

一段落着いたとはいえ異世界サイドではやらなくてはいけないことが山積み。日常サイドでも新たな怪物が出現したので佐々木とピーちゃんの平穏な日はまだまだ遠い様子。