- 作者: 三木笙子,田倉トヲル
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2017/06/22
- メディア: 文庫
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月にまつわる民話や伝承などを扱う部署に異動させられ、月についての揉め事まで処理することに。設定は現代なのにどこかレトロな雰囲気が漂う作品でした。やっぱりこの作者さんとの相性いいな。真面目な澄雄と月に魅せられたお調子者の靖久のコンビは王道ながらもいい味出してました。いつか藤岡さんと三田村さんのような唯一無二といえるような友情関係になってほしいものです。
宗像はぶん殴りたいですね、靖久が嫌うのも分かる。羽衣の話は個人的に意外な結末でした。志信はそっちを取るのか…、かぐや姫の心境の変化についての解釈が面白かったです。澄雄が靖久に仕返ししているところを読みたいので続きがでないかなと期待することにします。