
- 作者: 園生凪,天三月
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/12/02
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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評判が良かったので読んでみた。表紙の目つきの悪い主人公がとあるラノベの某キャラを彷彿させるのは気のせいだろうか。 主人公・大輔や澄田が抱える家庭事情が重くて最後に澄田があんな行動に出てしまうのも無理はない。淡々としているように見えて実は内心では孤独と戦っていたんだろうなぁ…、誰からも必要とされないって辛いよね。 「澄田には俺の人生の全てをあげるよ」はプロポーズにしか聞こえなかったよ。 城ヶ崎はどんどん可愛くなっていきました、最後の屋上での一件に見事に巻き込まれてしまったのは可哀想でしたが。
大輔のスベテに対する信頼がすごすぎる、殺されても仕方ないと思える相手が友達の基準とかハードルが高い…。スベテがいるからこそ大輔は絶対に自分の考えを曲げないんだろうなぁ。 バスケの試合の時とか大輔が高校に行かないと言った時の二人のやり取りが好きです。
最後は澄田の心からの笑顔が見れてひと安心、可愛いじゃん!綺麗にまとまっていましたが後日談もぜひ読んでみたいです。