
- 作者: 乙一
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2004/05/20
- メディア: 文庫
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素人なので安易にいえないが眼の移植ってそんなに簡単にできるものなのか?犯人に関しては見事に騙されてしまった…。犯人が被害者に対してしたことがグロテスク、菜深が無事で本当に良かった。記憶喪失になって依然と違う自分になってしまって周囲から拒絶された菜深、菜深のせいじゃないのにそれを理解しない母親にイラッとする。それでも自力で立ち上がって事件を解決に導いた菜深の勇気に拍手したい。記憶は徐々に戻りその時の菜深は消えてしまったけど確かに存在したもう一人の菜深はずっと本来の菜深の記憶の中で生き続けるだろう。