
- 作者: ごとうしのぶ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/11/25
- メディア: 文庫
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表紙に惹かれて購入。何度生まれ変わっても愛する人と出会えばその人の命を削ってしまうという悲しい宿命を背負うタケル。最初はBLっぽい内容でしたが、最後の展開はそうきたか〜という感じでした。ギィの言う通り雨月と品子に関しては吊り橋効果だと思うけどな。
愛する人の幸せを一番に考えてそっと見守りながら身を引くタケルが格好いいけど切ない。そもそもタケルの存在自体が謎、タケル自身もよく分かってないのかな…。この悲しみの連鎖から抜け出してほしい。陽介とブンさんがそばにいてくれるのがせめてもの救いです。タケルが報われているところが読みたい。