ハケン飯友 僕と猫のおうちごはん(★★★★☆)

◼あらすじ
なんて年明けだ。仕事始めの朝、出社したら会社が潰れてた。そんな「僕」こと坂井寛生が神社でお賽銭を奮発して頼んだ願いごとのひとつめは「そこそこの新しい仕事が見つかりますように」、そしてもうひとつは「一緒に飯が食える、気楽な仲間が見つかりますように」。願い事を神社で拝んだその晩、夕ごはんの準備をする寛生の前に、人間の言葉を喋る猫が現れて…。

◼感想
全体的にハートフルなお話で心がほっこりしました。年明け早々会社が倒産、という過酷な状況なのにも関わらず自由になった時間で色々なことに挑戦していく寛生がちょっと羨ましかったり。「猫」と寛生の何気ない会話も癒される、特に最後のハグが…!できるなら名前をつけてほしかったけど。
沖守さんとの出会いも「猫」によってできた縁、それを寛生の優しさによって太い縁になっていくのがいい。練乳入りのココアが飲みたくなりました。