ウォーター&ビスケットのテーマ2 夕陽が笑顔にみせただけ (角川スニーカー文庫)
- 作者: 河野裕,河端ジュン一
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2018/05/01
- メディア: Kindle版
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シリーズ2冊目。今回は「平和な国」VS「PORT」の戦いに歩たちも巻き込まれていく。前回は歩がトーマに刺されるという衝撃的な終り方でしたが、最初から歩もトーマもそれを予想して動いていたとは…。歩が臆病ながらも裏で暗躍する理由が実に彼らしい。やはり歩の存在は異質。そんな歩やトーマと同じ輪の中に入れないことを寂しいと感じる秋穂が良い意味で普通、秋穂は秋穂で頑張ってると思いますが。
そしてミケ帝国の象徴である白猫を崇拝する黒猫たち、誰か一人を崇拝対象にするというところは平穏な国と大差はないような。暴走した白猫さんマジで強い。色々な国の思惑が入り乱れているので頭の中を整理しないと追い付きません。次も楽しみです。