氷の令嬢の溶かし方(1) (★★★★☆)

■あらすじ
「私に構わないでください」ぶっきらぼうながらも世話焼きな火神朝陽と心を閉ざし、他者を寄せ付けないことから“氷の令嬢”と呼ばれる氷室冬華。マンションの隣に住んでいるとはいえ、関わる機会がなかった二人だが、朝陽のお節介から冬華との関係性に変化が訪れ…。第8回ネット小説大賞受賞作!じれったくも甘酸っぱい遅効性ラブストーリー。


■感想
「氷の令嬢」の異名を持つ氷室冬華がマンションの隣に住んでいたことが発覚、ひょんなことから関わっていく内に心を通わせていく王道ラブコメ。朝陽は冬華に料理を、冬華は朝陽に勉強を教えてお互いを補いながら丁寧に関係が進んでいくのが甘酸っぱくてグッジョブ。冬華が何故他人との関わりを拒絶していたのかが分かるのは次に持ち越しかな。
クリスマスデートとか完全にカップルイベントを楽しんでいるあたり案外サクッと関係が進んだりして。息子想いの朝陽の両親も良いキャラしてました。お隣ラブコメが好きな方にはオススメです。