<Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム- 14.<物理最強>(★★★★☆)

■あらすじ
二国間による講和会議も決裂し、戦闘状態へと移行する両陣営。レイvs.“物理最強”“獣王”ベヘモット。アズライトvs.“衝神”クラウディア。シュウvs.“怪獣女王”レヴィアタン。お互いに譲れないもののため、各々全ての力をかけて衝突するこの戦いの行方は果たして―。レイがゲームを始めて以来、最も過酷な戦いの幕が今上がる!大人気VRMMOバトルファンジー、決死の第14巻!!

■感想
シリーズ14冊目。バトルてんこ盛りで見応えのある巻でした。レイ、アズライト、シュウがそれぞれの敵と衝突していく。物理最強といわれるだけあってベヘモットの強さが圧倒的、最後まで諦めなかったレイも凄いけど仲間の援護があったからこそだと思うと次に向けての課題が残ったかもしれない。皆レイを信じて託していく展開に胸が熱くなる。
クラウディアの秘密がわんさか明かされましたね、アズライトなりに真摯にクラウディアの気持ちに返事をするあたりに彼女の誠実さが滲み出ています。この戦いで拗れてしまった関係がいつかまたかつての二人に戻りますように。月夜の守銭奴っぷりがエグい(笑)