ロクでなし魔術講師と禁忌教典17(★★★★★)

■あらすじ
公爵家イグナイトの裏切り。クーデター『炎の一刻半』魔術祭典決勝を襲った最大級の悲劇と天の智慧研究会の最高指導者、大導師フェロード=ベリフの登場――歴史の大いなる転換点で、アルザーノ帝国女王府国軍大臣・アゼル=ル=イグナイトもついに動き出す――。

■あらすじ
序盤から怒濤のような展開で、大導師フェロードを表舞台に引きずり出したジャスティスの手腕はさすが。今回はイヴが大きく飛躍した回でしたが、それと同時に辛い回でもありました。そんなイヴを支えるグレンがかっけー、二人の寄り添う姿が本当にお似合いでイヴのヒロイン力が半端なかった。
アゼルに関してはクズ野郎だったので最後の展開は自業自得でスッキリしました。ただリディアのことは残念、イヴが姉の声に応えてイグナイト家の人間としての誇りを受け継げたのが救いですね。そして休む間もなくえげつない展開になってしまったので続きが気になって仕方ない。