■あらすじ
かつてアルター王国を襲った災害、<SUBM>【三極竜 グローリア】。そのモンスターに近づけば死があふれ、遠くからの攻撃は効かず、打つ手をなくしたプレイヤーやティアンたちに暗雲が立ち込めていた。そんな中、それぞれの闘う理由を胸に3人の超級が立ち上がる。<月世界>、<無限連鎖><正体不明>。3人の超級が、“アルター王国三巨頭”と呼ばれるきっかけとなった史上最大の事件が今始まる。大人気VRMMOバトルファンタジー超激熱の第11巻!!
■感想
シリーズ11冊目。かつてアルター王国を襲った三極竜グローリア、それに立ち向かった3人の超級・後に王国の三巨頭と呼ばれる者逹の活躍を描いた過去編。3人が王国の未来という重いものを背負いながらも死力を尽くして戦い抜く姿に熱くなり読みごたえ十分でした。フィガロのことを考えるとフォルテスラにはいつか戻ってきてほしいな。
いつもより制作サイド側の描写が多めでしたが、フィガロに厳しい言葉を投げたりなどチェシャはまともな方なんだろうな。3人の活躍の裏でしっかりと暗躍している犯罪王は相変わらず不気味。でもこういうキャラって必要ですよね…。