ロクでなし魔術講師と禁忌教典15(★★★★☆)

ロクでなし魔術講師と禁忌教典15 (ファンタジア文庫)
◼あらすじ
「なんで!俺が!こいつらの総監督を務めにゃならんのよ!?」帝国代表選抜会を終え、いよいよ迫る魔術祭典。何の因果か、総監督を務めることになったグレン。メイン・ウィザードを勝ち取ったシスティーナと訪れたのは自由都市ミラーノ!平和の祭典に相応しい地に足を踏み入れた帝国代表は、かつてない大舞台で各国代表と激突する!一方、この祭典を台無しにし、戦争をもたらそうとする刺客に気付いたグレンは、教え子たちの思いを守るため、自身も戦いに乗り出して…「へっ!裏魔術祭典・大開催!ってわけだな」天使と吸血鬼。芸術の都に高らかに悲劇の歌声は響く―。

◼感想
シリーズ15冊目。総監督に就任したグレンを筆頭に魔術祭典の為に自由都市ミラーノへ向かうことに。試合中のシスティーナの活躍っぷりが見てて清清しい、ギイブルも格好いいこと言うじゃないですか!生徒達が熱戦を繰り広げている裏で大人達の色々な思惑が重なって厄介な状況になっとる。新キャラのマリアに関しては嫌な予感がします…。
グレンはもちろんのことやっぱりイヴも強い、ルミナのサポートもあってルナ達にはなんとか勝利。イヴはもう少しグレンと良い雰囲気になってほしいなと思いつつ正妻のルミナにも頑張ってほしい。まさか母親公認になるとは。最後にグレン大好きなあいつも登場してきて状況は混乱するばかり、続きが待ち遠しいです。