ビブリア古書堂の事件手帖スピンオフ こぐちさんと僕のビブリアファイト部活動日誌2(★★★★☆)

旧図書室を護るため、生徒会長の旭山扉から課されたビブリアファイトを戦い抜いた響平とこぐち。なんとか部室の廃止は免れ、二人も新学年へと進級した。新部員の戸成早紀も加わり、ますますビブリアファイトへの熱も高まるかと思いきや、ちょっとだけ増えた旧図書室の利用者の相手をしたり、響平はこぐちに想いを伝えられずモヤモヤしたりと相変わらずの日々。しかし、思いがけず市立図書館で小学生に本の紹介をすることになった一行は、そこで出会った聖桜女学園のお嬢様、天塚のどかとビブリアファイト三番勝負をすることになり―。実在の名作も多数登場する、本好き少女と恋する少年を描く、青春の1ページ。

シリーズ2冊目。今回は市立図書館で聖桜女学園と小学生を対象にビブリアファイトをすることに。こぐちを慕う後輩も出てきて焦る響平、色々な意味で一区切りついたのではないかと。敵である聖桜女学園の天塚は堅物だけどオタクな一面があって隠そうとしたり、会長に振り回されてたりと応援したくなるようなキャラでした。
プーさんって物悲しいお話だったんですね…、アニメの蜂蜜を舐めてる印象が強いからなぁ。「ブギーポップは笑わない」も気になりました、ラノベ好きなのに未読でお恥ずかしい限り。響平の告白に対してのこぐちの返事がすごく彼女らしいなと思いました。末長くお幸せに!