
- 作者: 硝子町玻璃,ヤマウチシズ
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2018/07/10
- メディア: 文庫
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高殿先生が推薦文をかいているのが気になって購入。全体的にシリアスで、オカルトあり、ライトミステリあり、男同士の友情ありで自分の好みが満載な一冊でした。頼政の過去が重くて、今でも精神的に引きずっているのが悲しい。引き取ってくれた義父母と夜鳥に出会えたことが頼政にとっての救い、あの二人を「彼」「彼女」と呼んでいるのが印象的。
個人的にはやはり最後のエピソードが心にズシッときた。頼政と夜鳥の友情関係が好き、できればずっと二人で仲良くしていてほしいけど最後の一文が不吉なんだよなぁ…。続きがあるならぜひ読みたいです。