-インフィニット・デンドログラム- 7.奇跡の盾 (★★★★☆)

リューイを送り届けたトルネ村で、風星祭が始まる。しかしその時、過去に封じられたと言われる怪物・コクテン様の封印が解ける。その正体とは、古代伝説級のUBM“黒天空亡モノクローム”だった。そのモンスターに対抗しようとしたレイやビースリーだったが、混乱に乗じたPKもレイたちに襲いかかる。ティアンの村人たちの安否は、そしてかつて村を救った英雄であるリューイの義父の行方は―。「『来るがいいモンスター。奇跡の盾は、ここに在る』」このライトノベルがすごい!2018(宝島社刊)文庫部門新作2位!文庫部門総合3位!VRMMOファンタジー第7巻!!

シリーズ7冊目。ネメシスが遂に第三形態に進化できるようになったものの、力は強力だけど使いこなすのが難しそうなカウンター系の能力。今回の敵であるコクテンを倒すのに大活躍でしたし、レイなら上手く使いこなすでしょう。ビースリーの豹変っぷりがカッコいい、これからもレイ達と行動してほしいな。
そして肝心のリューイの父親の件も無事に解決して良かった。でもゲームのキャラと結婚するとか私には考えられないな…。出番は少なかったけど月夜と月影も良い仕事してましたね。短編に登場した犯罪王が不気味でした…。