
- 作者: アイダサキ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2018/05/23
- メディア: 文庫
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シリーズ2冊目。羽吹と神尾のコンビも段々と安定してきました、羽吹が神尾を精神的に頼りにする部分が増えて嬉しい。事件自体は何ともいえない後味の悪さ。犯人は何となく予想がつくのだけれど、逮捕にいたるまでのストーリー展開は読みごたえがあって満足。残された女性は今後辛いことも多いだろうけど、妹が頼もしそうなので少しずつ前を向いてほしい。
そして旧友との再会で急展開した過去に羽吹が経験した誘拐事件、思わず例の文字を逆さまに見てゾッとしました。今回は羽吹が精神的に不安定な場面が多かったので、今後が心配だったりします。続きも楽しみにしてます。