- 作者: 駱駝,ブリキ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/03/10
- メディア: 文庫
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シリーズ8冊目。今回はサンちゃんが主人公、アネモネと名付けられた少女との一夏の恋をとても甘酸っぱく描いている。内容的には番外編のようだけど最後にとある登場人物についての気になる情報が明かされます。物語の終盤で判明するアネモネの秘密は読み進めていく内に何となく気づくんだけど、分かっていてもこのネタは読んでいて辛いし切ない。アネモネが良い子なだけに余計に。
野球部の部員たちは個性的だけど皆優しい人達で、孤独だったアネモネが皆に必要とされながら消えていったのは救いでした。たんぽぽ良い子だな〜。サンちゃんもアネモネとの出会いを通して男前になった気がする。次の大会は優勝してほしいな。次回はパンジーメイン?