- 作者: 綾里けいし,鵜飼沙樹
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/03/24
- メディア: 文庫
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シリーズ6冊目。読み終わった後に色々と叫びたくなった。取りあえず何もかも背負い込んで愛するエリザベートの為に狂王となり、散っていった瀬名櫂人の物語はこれにて終幕。終盤でエリザベートに「大好きだよ」と告白する櫂人を見てると本当にやりきれない。最後まで櫂人についていったヒナが癒しでした、表紙が素晴らしい。
イザベラはやっぱりジャンヌが惚れるだけあって魅力的なキャラだなと、エリザベートに恋の相談をするジャンヌが可愛い。個人的にヴァリシーサも好きだったんですが、最後にあんな展開になるとは…。あとがきの「本当の地獄は、実はこれから」に驚きました。次からは彼女の物語、どうか彼女がまた櫂人に出会える日がきますように。