
- 作者: 円居挽
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2018/02/22
- メディア: 文庫
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デスゲームものだけどそこまで緊迫した雰囲気は感じられず。これだけの舞台装置を整えるのにどれだけのお金をかけているのだろうか、と考えるのは野暮ですかね。「Who」「Why」等に纏わる事件の謎を解く、という設定は面白かったです。個人的なお気にいりは「ウェアダニット・マリオネット」。
最後のノゾムの推理は気迫が感じられて彼女本来の強さが全面に出ていました。ノゾムは最後まで茨の道を歩き続けるんだね…。一番の大きな謎はカタリ自身のような気がします。結局最後のあれは何だったんだ?