異世界居酒屋「のぶ」四杯目(★★★★☆)

異世界居酒屋「のぶ」四杯目 (宝島社文庫)

異世界居酒屋「のぶ」四杯目 (宝島社文庫)

春が訪れた古都。昼のランチ営業では「ヒガワリ」の定食を求める声が上がり、いつにも増して店は繁盛していた。ある日、連合王国からやってきた遍歴商人から貰った豆が大豆だと分かり、さらにその壺から微かに醤油のにおいがした。こちらの世界にも醤油があるかもしれないことに、ハンスの胸は高鳴った。そして夏のある日、海を越えてきた男が「のぶ」の戸を敲く。様々な縁が交錯する異世界グルメファンタジー、第4弾。

シリーズ4冊目。キャラが多すぎてメインキャラ以外は記憶が曖昧です…。私ものぶで日替り定食を食べたい…!ハンスの成長が微笑ましい、師匠として嬉しく思いつつも料理人として嫉妬する場面もあったりして大将らしいなと。
そして今回のメインは大将たちと同じく日本から異世界にきた依田さんの登場。ずっと悩んでいた醤油に関して解決できたのは良かった。卵かけご飯はシンプルですけど美味しいですよね。扉の構造の謎はなるほどな〜という程度ですかね。前回大将は古都で生きていく覚悟はしているといっていたので、今後しのぶがどうするかですね。個人的には二人が夫婦になって古都で仲良く暮らしていくラストを推しますが。