- 作者: 浅葉なつ
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2013/12/25
- メディア: 文庫
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ずっと気になっていたシリーズ、やっと読めました。良彦が出会う神様たちが人間味溢れていて良い意味で神様に見えない(笑)人間に悩みがあるように神様にだって悩みはある。第2話の一言主の悩みは神様としての自分に自信が持てなくなったこと。引きこもりな上に現代に染まりすぎていてウケた。心配するお杏が健気、本体の樹木が深刻な状態なのが心配です。良彦の言葉で一言主が本来の自分を取り戻せてひと安心。良彦のような真っ直ぐで飾り気のない言葉はやっぱり相手に深く突き刺さるんだよなと。
橋姫の恋愛話は切ないけれど前向きな終わり方で良かった。最後に良彦が御用人に選ばれた理由が明かされています、お祖父ちゃんが本当に優しい人で良彦が好きだったのも分かります。良彦と黄金のコンビも好きなので少しずつ追いかけていきたいです。