新宿コネクティブ 2（★★★★☆）

新宿コネクティブ 2 (HJ文庫)

新宿の都市伝説にも数えられる“依頼遂行率100%の何でも屋”に下宿&アルバイトをする男子高校生・慶介。美少女アイドルのスキャンダル揉み消しから、新宿の地下鉄に夜な夜な出るという幽霊の捜索まで、今日も慶介のところには様々な依頼が舞い込んでいた。そんな中、慶介は夜の新宿を歩くランドセルを背負った外国人の少女・シャーリィと知り合いになるが…人脈無双な新宿系エンタメミステリー、激動の第2幕!!
シリーズ２冊目。今回は慶介がどれだけ新宿という場所において重要な立ち位置にいるのかが分かる内容でした。たくさんの人達が慶介の為に行動する様子に微笑ましいと思う気持ちと「慶介さん末恐ろしい子」と思う気持ちが同居しています。胤正と初瀬のお風呂エピソードはごちそうさまです。アリアが結構好きだったりします、言い方が酷いけどファンを大切にしてるところとか好感が持てる。
新キャラのシャーリィの過去と慶介の過去に共通する部分がある様子。蔵祭の発言からすると慶介も大変な過去の持ち主なようです、そこら辺の掘り下げも楽しみに待ってます。ジャッカルの行方が気になりますね。最後は慶介を巡っての清子とシャーリィの言い合いで終了、その横でドン引きしている主水が好きです。