アカシックリコード(★★★★☆)

アカシックリコード (Novel 0)

アカシックリコード (Novel 0)

本好きの高校生・片倉彰文は、大切な何かが記憶から失われているのではないか、という感覚に襲われる。そんなある日、少年は突如、友人の甲斐浩太郎と共に小説投稿サイト“悪魔の書架”の中へと召喚された。現在、“悪魔の書架”が管理する物語の一部が“紙魚”と呼ばれる存在に蝕まれ、世界記憶からも失われようとしているらしい。少年は全ての物語を救うため、記憶ごと失われてしまった“大切な存在”を取り戻すため―悪魔と契約し、“想像”を“創造”にする能力を手にする。巨匠・水野良が贈る―新時代を切り開く、ビブリオン・現代ファンタジー!
世界観がとても好みだし、イラストも綺麗だった。ゲームは未プレイだけどさらっと概要は掴めた。自分の書いたキャラクターを召喚できるとか本好きとしてロマンを感じます。でも良いことばかりではなくて、物語の中で戦いに敗れてしまったら現実世界での自分の存在が消えてしまうというペナルティも。ライラがとても可愛かったので彰文の選択は少し残念かな、でもやっぱり千尋が妥当か。
かりんや浩太郎との友情関係も良かったです。かりんさん情緒不安定だったとはいえ浩太郎にキスしていますが、その後どうなるんだろう。気になる…!